こんにちは!
この度、本社より異動してきました金子克久です。
入社時は片口に勤務し、その後、 本社へ異動して3年半勤務したのち8月に戻りました。
さて、今回は先月、講習で受けた「アダプティブ・ヘッド・ライト」についてお話をします。
このライトは簡単に言うと走行中のコーナリング時にステアリングを切った方向にライトを向け、視認性を向上させたり、ハイビームで走行していても対向車が来たら光を自動でコントロールし、対向車を眩しくさせないようにしてくれます。
元々は、交通事故の7割が夜間でロービームで走行している時に起きている事をきっかけに開発され、「グレアフリー(防眩)ハイビーム」と言い、ハイビームに4ブロックに分かれたLEDを個別に点灯・消灯してくれます。
ハイビームでの走行を基本として、フロントガラスに設置したカメラで対向車のヘッドライトや前を走っている車のテールランプなどを検知し、その部分を含むブロックのLEDを消灯し、照射範囲をコントロールし、対向車等に眩しい思いをさせることなくハイビームの優れた視認性を確保できる優れたシステムです。
さらに、「ワイド配光ロービーム」では、これまでのロービームでは光が届かなかった左右方向を、ヘッドライトの外側に備えたワイド配光ロービームで照らし出し、夜間の交差点などで視認性を高め、道路を横断中や路肩にいる子供を視認しやすくするなど「子供の視点で開発する」の考えのもとに開発された技術です。
このような技術がもっと普及し交通事故等が減っていってほしいと思います。
(担当:金子克久)