毎年、3月の中旬に東京ビックサイトで自動車整備業界の見本市みたいなものが開催されるので、忙しい最中であっても出掛けている。
今年も前日に東京の浜松町で会議の翌日に出掛ける。
港区芝のホテルを出発して、山の手線の浜松町駅へは行かずに、「ゆりかもめ」という東京臨海新交通臨海線に乗る為に、日の出という駅を目指した。
このゆりかもめは新橋から出ている路線でお台場の辺りを通って豊洲駅まで続いている。
日の出駅は新橋、汐留、竹芝の次の駅になる。
芝のホテルを出て第一京浜に出ると、芝2丁目あたりに第一京浜を渡る歩道橋がある、ここを渡って、反対側の路地を入る、ここは昔「川口町」と言われたようで、屋形船のお店も数件あり、海岸線が近かったことを示している。
さらに山の手線のガードをくぐって出ると、東芝の本社ビルが左手にそびえていた。
このビルは私が20代の頃にももうすでにあって、この辺りの日本経済の象徴のようなビルであったが、時代が過ぎ、今ではササエさんの絵も無かった。
東芝ビルを過ぎると、運河があり橋が幾つか架かっていたが、そこを渡ると海岸通に出る。
昔はここが一番海側の道路でそこからは埠頭が続いていたのだが、更にその外側にゆりかもめの高架が続いてその下は道路になっている。
ゆりかもめの架線はかなり高い位置にあるので、東京湾岸線沿いを走るので景色は田舎者にとっては抜群に良い、おまけに芝浦を過ぎて、お台場に差し掛かる時は、海の上をぐるりと大きな円を描いて回って東京湾の中ほどまで入っていってフジテレビの球体のビルへ向かっていく。
このゆりかもめに最初にもった時は、東京という大きなテーマパークの乗り物に持っているかのようだった・・・・